MarkdownToPDF: MarkdownからPDFを作成するGitHub Actionsを作成しました
こんにちは、染宮ねいろです。 GitHubで管理しているMarkdownファイルをGitHub Actionsの力を使って自動生成します。
ねくたりしょんの90%のドキュメントは、ねくたりしょん GitHub Organization で管理しています。
GitHubのプレビューは優秀で、Markdownをフォーマットして表示してくれるのですが、モバイル端末での閲覧や印刷等には不向きです。
そこで、ドキュメントが更新されたタイミングでPDFを生成するActionsを作成しましたので共有します。
PDFにすることにより、どの環境でもストレスなく閲覧することができます。
概要
- リポジトリ: nectarition/MarkdownToPDF
導入方法
GitHub Actions の設定
/.github/workflows/
に任意の名前のYAMLファイルを作成します。
以下の内容を入力します。
name: '📝 Generate PDF from Markdown'
on:
workflow_dispatch:
push:
paths:
- 'docs/**'
jobs:
generate-pdf:
uses: nct-cherrypick/MarkdownToPDF/.github/workflows/GeneratePDF.yaml@main
with:
source-directory: './docs'
output-directory: './dist'
is-nest: true
項目 | 内容 |
---|---|
on.push.paths.* | 更新のトリガーにするディレクトリ |
jobs.generate-pdf.with.source-directory | 元データのディレクトリ |
jobs.generate-pdf.with.output-directory | PDFファイルの出力先 |
jobs.generate-pdf.with.is-nest | 元データのディレクトリがネストしている場合、trueにする |
これにより、Actionsページでの手動実行と、元データディレクトリの更新時に自動的にPDFファイルが出力されるようになります。
MarkdownToPDF 設定
/.md-pdf
ディレクトリを作成し、さらに以下のファイルを作成します
config.json
: 各種設定を行います。style.css
: Markdownに当てるスタイルを定義します。
設定方法は md-to-pdf のページを参考にしてください。
リポジトリ設定
GitHub Actions内からリポジトリにPushするため以下の設定が必要です。
- リポジトリの設定を開く
- Actions > General の Workflow permissions を「Read and write permissions」に変更する。
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